北海道特産品
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■北海道特産品 「ブランド鮭」について■
秋もだいぶ深まり、上着なしでは外に出れなくなってきた北海道。
紅葉もあちこちで始まり、もうすでに見ごろを迎えているスポットもありますね!
そんな中、北海道の秋の風物詩、「アキアジの遡上」についてお話しました。
今回は「北海道のブランド鮭」についてお話したいと思います。
・北海道で有名なブランド鮭
鮭の国と呼ばれるほど北海道では鮭漁が盛んで、今時期はどの漁港も定置網漁で賑わっています。
その漁獲した鮭の中でも、数万匹に1匹、数千匹に1匹という割合でしか取れない「幻の鮭」がいます。
その鮭は年齢、個体差などの細かい基準によって名前がつけられ、市場では十万円を超える値段で取引されることもあります。
有名なところでは「鮭児(ケイジ)」、最近では「銀聖(ギンセイ)」、「樹煌士(キコウシ)」、「雄宝(ユウホウ)」、「羅皇(ラオウ)」などの、各漁協が自主的にブランド名をつけているものも増えてきました。
このページでは、「鮭児(ケイジ)」についてを記載します。
・鮭児(ケイジ)について
北海道の羅臼をはじめとする知床沖で漁獲される鮭のこと。
その割合は1万本に1匹か2匹しか取れず、1年間で取れる鮭児の数は、羅臼漁協で480匹。
さらに現在は漁獲量の減少が起こっているので、鮭児の数はさらに減っているようです。
鮭児とは、文字通り若い鮭のことで、出身は日本ではなくアムール川です。
本来、来年〜再来年に成熟期を向かえ、遡上を開始するはずの若い白鮭が、定置網にかかることが極稀にあり、その中でも品質の優れたものが鮭児となります。
産卵のために栄養を消費しないため、全身に脂がのっており、脂肪の比率が20〜30%と、通常2〜15%程度の銀毛シロザケより極めて高いのが美味たる所以です。
数ある鮭児出荷漁港の中でも、羅臼漁港から出荷される鮭児は別格のもので、2002年には1尾のセリ価格が10万円を超えるほど人気があります。
羅臼漁港から出荷される鮭児には漁協の認定バッジが与えられ、それが「本物の証」となります。
この羅臼漁協の認定証がついていない「羅臼産鮭児」はニセモノなので注意しましょう。
鮭児に関してもっと詳しく知りたい方は知床三佐ヱ門本舗をご覧ください。
・鮭児と秋鮭の違い
やれ鮭児だ、アキアジだ、なんていっても本物を見る機会なんてのはほとんどありませんよね。
そこで、この写真で見比べてみてください。上が秋になると良く流通している一般的なアキアジ(秋鮭)で、下が鮭児です。
同じ魚なのにぜんぜん形が違いますね。上の秋鮭の口がごつく尖り始めているのは、「婚姻色」の一種で、体が成熟して交配をするために川を遡上するためにこのように変化します。
詳しくは北海道の鮭をご覧ください。
一方、鮭児のほうはまだまだ口は小さく、尖りも一切ありません。色もくっきりとしていて太いのがわかります。
このふっくらと膨れ上がった体には、たくさんの脂がのっています。
同じ魚でも、年齢、時期によって味にも見た目にもこれだけの差があります。
・購入する際の注意点
鮭児を購入する際は、必ず「産地名」「取り扱い業者表記」「水揚げ漁港」などの情報をチェックしましょう。
これは、ブランド鮭が注目を集めるようになったため、当然ニセモノが出回っていることがあるからです。
今では、羅臼以外の漁港でも鮭児を出荷しています。その場合についても、必ずその水揚げした漁協が審査して認めた証、「鮭児認定証」が必ずつけられますので、認定証のないもの、産地名のないもの、取り扱い業者の表記がないものはニセモノと思っても良いでしょう。
特に、羅臼産が人気なためか、ニセモノが多いようです。こんなときは、上記にあるよう羅臼漁協の認定マークを覚えて起きましょう。このマークがない場合は、羅臼産ではありませんので。
・まとめ
近年、鮭の漁獲量も減少傾向にあります。地元の漁師に聞いても、あまり良くはないというせりふをよく聞きます。
そうなってくると当然ブランド鮭である、鮭児や銀聖などの数も減りますので、さらに希少価値が高くなりそうです。
鮭児の値段は6〜9万円もしますので、なかなか手が出ないと思います。それだけ別格な味がするのは間違いありませんが、はいそれと手に入るものでもありません。
鮭児や銀聖などのブランド鮭は、各漁協が自信を持ってブランド化している鮭ですから、一度は味わってみていただきたい北海道の味です。
秋もだいぶ深まり、上着なしでは外に出れなくなってきた北海道。
紅葉もあちこちで始まり、もうすでに見ごろを迎えているスポットもありますね!
そんな中、北海道の秋の風物詩、「アキアジの遡上」についてお話しました。
今回は「北海道のブランド鮭」についてお話したいと思います。
・北海道で有名なブランド鮭
鮭の国と呼ばれるほど北海道では鮭漁が盛んで、今時期はどの漁港も定置網漁で賑わっています。
その漁獲した鮭の中でも、数万匹に1匹、数千匹に1匹という割合でしか取れない「幻の鮭」がいます。
その鮭は年齢、個体差などの細かい基準によって名前がつけられ、市場では十万円を超える値段で取引されることもあります。
有名なところでは「鮭児(ケイジ)」、最近では「銀聖(ギンセイ)」、「樹煌士(キコウシ)」、「雄宝(ユウホウ)」、「羅皇(ラオウ)」などの、各漁協が自主的にブランド名をつけているものも増えてきました。
このページでは、「鮭児(ケイジ)」についてを記載します。
・鮭児(ケイジ)について
北海道の羅臼をはじめとする知床沖で漁獲される鮭のこと。
その割合は1万本に1匹か2匹しか取れず、1年間で取れる鮭児の数は、羅臼漁協で480匹。
さらに現在は漁獲量の減少が起こっているので、鮭児の数はさらに減っているようです。
鮭児とは、文字通り若い鮭のことで、出身は日本ではなくアムール川です。
本来、来年〜再来年に成熟期を向かえ、遡上を開始するはずの若い白鮭が、定置網にかかることが極稀にあり、その中でも品質の優れたものが鮭児となります。
産卵のために栄養を消費しないため、全身に脂がのっており、脂肪の比率が20〜30%と、通常2〜15%程度の銀毛シロザケより極めて高いのが美味たる所以です。
数ある鮭児出荷漁港の中でも、羅臼漁港から出荷される鮭児は別格のもので、2002年には1尾のセリ価格が10万円を超えるほど人気があります。
羅臼漁港から出荷される鮭児には漁協の認定バッジが与えられ、それが「本物の証」となります。
この羅臼漁協の認定証がついていない「羅臼産鮭児」はニセモノなので注意しましょう。
鮭児に関してもっと詳しく知りたい方は知床三佐ヱ門本舗をご覧ください。
・鮭児と秋鮭の違い
やれ鮭児だ、アキアジだ、なんていっても本物を見る機会なんてのはほとんどありませんよね。
そこで、この写真で見比べてみてください。上が秋になると良く流通している一般的なアキアジ(秋鮭)で、下が鮭児です。
同じ魚なのにぜんぜん形が違いますね。上の秋鮭の口がごつく尖り始めているのは、「婚姻色」の一種で、体が成熟して交配をするために川を遡上するためにこのように変化します。
詳しくは北海道の鮭をご覧ください。
一方、鮭児のほうはまだまだ口は小さく、尖りも一切ありません。色もくっきりとしていて太いのがわかります。
このふっくらと膨れ上がった体には、たくさんの脂がのっています。
同じ魚でも、年齢、時期によって味にも見た目にもこれだけの差があります。
・購入する際の注意点
鮭児を購入する際は、必ず「産地名」「取り扱い業者表記」「水揚げ漁港」などの情報をチェックしましょう。
これは、ブランド鮭が注目を集めるようになったため、当然ニセモノが出回っていることがあるからです。
今では、羅臼以外の漁港でも鮭児を出荷しています。その場合についても、必ずその水揚げした漁協が審査して認めた証、「鮭児認定証」が必ずつけられますので、認定証のないもの、産地名のないもの、取り扱い業者の表記がないものはニセモノと思っても良いでしょう。
特に、羅臼産が人気なためか、ニセモノが多いようです。こんなときは、上記にあるよう羅臼漁協の認定マークを覚えて起きましょう。このマークがない場合は、羅臼産ではありませんので。
・まとめ
近年、鮭の漁獲量も減少傾向にあります。地元の漁師に聞いても、あまり良くはないというせりふをよく聞きます。
そうなってくると当然ブランド鮭である、鮭児や銀聖などの数も減りますので、さらに希少価値が高くなりそうです。
鮭児の値段は6〜9万円もしますので、なかなか手が出ないと思います。それだけ別格な味がするのは間違いありませんが、はいそれと手に入るものでもありません。
鮭児や銀聖などのブランド鮭は、各漁協が自信を持ってブランド化している鮭ですから、一度は味わってみていただきたい北海道の味です。
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