自然・ネイチャー
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■北海道 道東 釧路湿原国立公園について■
北海道の道東、釧路市に釧路湿原国立公園があります。
この釧路湿原は日本国内では最大の湿原で、様々な生態系や自然そのままが受け継いできた姿を見ることのできるとても貴重な公園です。
今回から数回にわたって、北海道が世界に誇る大湿原、「釧路湿原国立公園」についてをお送りしたいと思います。
◆釧路湿原とは?位置と歴史とエトセトラ…
釧路湿原とは、北海道の道東、釧路平野に位置する総面積18,290haの日本最大の湿原地帯です。
その大きさは、東京の都心である埼玉県大宮市から東京都品川区までがすっぽりと収まってしまう大きさです。
1967年にタンチョウの繁殖地として天然記念物(天然保護区域)に指定され、1980年にラムサール条約登録地に、1987年には湿原周辺を含む約26,861haが国立公園(釧路湿原国立公園)に指定されました。
釧路湿原はヨシ・スゲ湿原、ミズゴケ湿原、中間湿原で構成されますが、ほとんどがヨシ・スゲ湿原です。釧路湿原の地層は表面から1〜4mには泥炭層が敷き詰められており、その下には泥や砂、小石、海の貝などの化石を含む地層となっています。釧路湿原は西側が高く東側が低く、東側に河川や湖沼が集まっています。
・釧路湿原の所在地
釧路湿原は釧路市の北側に位置しています。釧路駅から、釧路湿原駅までJR釧網本線で20分でいくことができます。
・たった10羽のタンチョウから始まった釧路湿原
もちろんこの釧路湿原は最初から国立公園だったわけではなく、上記のとおり国立公園に指定されたのは、1987年のことです。
それ以前に、ラムサール条約登録地、天然記念物指定などの経歴を持ちますが、元をたどると、大正13年にまでさかのぼり、10羽のタンチョウの姿が今の釧路湿原の位置で確認されたことから始まったのです。
それからというもの、タンチョウの数は増え続け、今では150羽を超えるタンチョウが釧路湿原で越冬していると言われています。
・湿原の神とうたわれるタンチョウ
釧路湿原には毎年多くのタンチョウが越冬しにやってきます。
このタンチョウは日本の天然記念物にも指定されていますが、北海道の先住民であるアイヌ民族の歴史の中にも「サルルンカムイ(湿原の神)」として登場します。
秋から春時期には多くのタンチョウ(サルルンカムイ)を釧路湿原で見ることができます。
◆釧路湿原国立公園へのアクセス
⇒釧路空港まで ANA JAL 使用
・東京−釧路 約1時間30分
・札幌(丘珠)−釧路 約1時間
・東京−釧路 約1時間30分
・札幌(千歳)−釧路 約1時間
・旭川−釧路 約40分
・名古屋−釧路 約1時間40分
・函館−釧路 約1時間10分
⇒釧路駅まで JR利用、釧路駅
・JR札幌駅より(根室本線) 約4時間(特急スーパーおおぞら)
・JR網走駅より(釧網本線) 約3時間15分
・JR根室駅より(根室本線) 約2時間30分
⇒釧路駅まで バス利用
・札幌−釧路 約6時間30分
⇒釧路駅から釧路湿原周辺まで
「JR釧網本線」
・釧路湿原駅まで約20分
・細岡駅まで約25分
・塘路駅まで約35分
「阿寒バス」
・釧路市湿原展望台まで約40分
・温根内ビジターセンターまで約45分
・鶴見台まで約55分
⇒釧路空港から車で
・釧路市湿原展望台まで約15分
・温根内ビジターセンターまで約20分
・鶴見台まで約25分
⇒交通機関利用のコツ
・バス 阿寒バス
釧路駅前より「温根内ビジターセンター」「釧路市湿原展望台」までは・・・
「鶴居行き」「川湯行き」「新幌呂行き」に乗車すると良いでしょう。
・JR
釧路駅より「細岡駅」「釧路湿原駅」「塘路駅」へは・・・
釧網本線「網走方面行き」に乗車すると良いでしょう
■北海道・旅行・移住計画 関連ページ■
⇒シリーズ釧路湿原 第2回 釧路湿原の展望台
⇒シリーズ釧路湿原 第3回 釧路湿原の鳥たち
⇒シリーズ釧路湿原 第4回 釧路湿原の水辺の動物
⇒シリーズ釧路湿原 第5回 釧路湿原の陸上動物
⇒自然ネイチャーカテゴリー
⇒道東情報カテゴリー
⇒シリーズ知床第1回
北海道の道東、釧路市に釧路湿原国立公園があります。
この釧路湿原は日本国内では最大の湿原で、様々な生態系や自然そのままが受け継いできた姿を見ることのできるとても貴重な公園です。
今回から数回にわたって、北海道が世界に誇る大湿原、「釧路湿原国立公園」についてをお送りしたいと思います。
◆釧路湿原とは?位置と歴史とエトセトラ…
釧路湿原とは、北海道の道東、釧路平野に位置する総面積18,290haの日本最大の湿原地帯です。
その大きさは、東京の都心である埼玉県大宮市から東京都品川区までがすっぽりと収まってしまう大きさです。
1967年にタンチョウの繁殖地として天然記念物(天然保護区域)に指定され、1980年にラムサール条約登録地に、1987年には湿原周辺を含む約26,861haが国立公園(釧路湿原国立公園)に指定されました。
釧路湿原はヨシ・スゲ湿原、ミズゴケ湿原、中間湿原で構成されますが、ほとんどがヨシ・スゲ湿原です。釧路湿原の地層は表面から1〜4mには泥炭層が敷き詰められており、その下には泥や砂、小石、海の貝などの化石を含む地層となっています。釧路湿原は西側が高く東側が低く、東側に河川や湖沼が集まっています。
・釧路湿原の所在地
釧路湿原は釧路市の北側に位置しています。釧路駅から、釧路湿原駅までJR釧網本線で20分でいくことができます。
・たった10羽のタンチョウから始まった釧路湿原
もちろんこの釧路湿原は最初から国立公園だったわけではなく、上記のとおり国立公園に指定されたのは、1987年のことです。
それ以前に、ラムサール条約登録地、天然記念物指定などの経歴を持ちますが、元をたどると、大正13年にまでさかのぼり、10羽のタンチョウの姿が今の釧路湿原の位置で確認されたことから始まったのです。
それからというもの、タンチョウの数は増え続け、今では150羽を超えるタンチョウが釧路湿原で越冬していると言われています。
・湿原の神とうたわれるタンチョウ
釧路湿原には毎年多くのタンチョウが越冬しにやってきます。
このタンチョウは日本の天然記念物にも指定されていますが、北海道の先住民であるアイヌ民族の歴史の中にも「サルルンカムイ(湿原の神)」として登場します。
秋から春時期には多くのタンチョウ(サルルンカムイ)を釧路湿原で見ることができます。
◆釧路湿原国立公園へのアクセス
⇒釧路空港まで ANA JAL 使用
・東京−釧路 約1時間30分
・札幌(丘珠)−釧路 約1時間
・東京−釧路 約1時間30分
・札幌(千歳)−釧路 約1時間
・旭川−釧路 約40分
・名古屋−釧路 約1時間40分
・函館−釧路 約1時間10分
⇒釧路駅まで JR利用、釧路駅
・JR札幌駅より(根室本線) 約4時間(特急スーパーおおぞら)
・JR網走駅より(釧網本線) 約3時間15分
・JR根室駅より(根室本線) 約2時間30分
⇒釧路駅まで バス利用
・札幌−釧路 約6時間30分
⇒釧路駅から釧路湿原周辺まで
「JR釧網本線」
・釧路湿原駅まで約20分
・細岡駅まで約25分
・塘路駅まで約35分
「阿寒バス」
・釧路市湿原展望台まで約40分
・温根内ビジターセンターまで約45分
・鶴見台まで約55分
⇒釧路空港から車で
・釧路市湿原展望台まで約15分
・温根内ビジターセンターまで約20分
・鶴見台まで約25分
⇒交通機関利用のコツ
・バス 阿寒バス
釧路駅前より「温根内ビジターセンター」「釧路市湿原展望台」までは・・・
「鶴居行き」「川湯行き」「新幌呂行き」に乗車すると良いでしょう。
・JR
釧路駅より「細岡駅」「釧路湿原駅」「塘路駅」へは・・・
釧網本線「網走方面行き」に乗車すると良いでしょう
⇒シリーズ釧路湿原 第2回 釧路湿原の展望台
⇒シリーズ釧路湿原 第3回 釧路湿原の鳥たち
⇒シリーズ釧路湿原 第4回 釧路湿原の水辺の動物
⇒シリーズ釧路湿原 第5回 釧路湿原の陸上動物
⇒自然ネイチャーカテゴリー
⇒道東情報カテゴリー
⇒シリーズ知床第1回
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