北海道 道東情報
◆北海道の世界遺産である知床へ旅行しよう!でも知床って?
そんな人のために知床をより詳しく紹介していくシリーズ知床(勝手にシリーズ化)
前回は知床のを楽しむための基礎知識を紹介しましたね♪(未チェックなら見てね♪)
第二回目の今回は知床へ旅行したときに迷子にならないように、知床の地形・地理を紹介します。
◆知床の地形・各所の名称
先端に知床岬が位置します。
半島中央部は知床火山層からなっており、北から順に知床岳 (1254m) 、知床硫黄山 (1562m) 、羅臼岳 (1660m) 、遠音別岳 (1331m) 、海別岳 (1419m) とつらなっています。
半島東側の羅臼町側には羅臼湖、半島西側の斜里町側には知床五湖、カムイワッカの滝、オシンコシンの滝がある。
火山地帯となっていることから、羅臼温泉、瀬石温泉(セセキ温泉)、岩尾別温泉など、自噴する温泉が多くあり、観光地としても有名です。
特に、滝自体が天然の温泉になっているカムイワッカ湯の滝は、野趣溢れる秘湯として、マスコミなどでも取り上げられるほどに有名です。
また、半島の中央部の斜里町ウトロ地区には、知床観光の一大拠点となっているウトロ温泉があります。
◆知床を代表する連山
・知床岳(1254m)
知床岳(しれとこだけ)は、北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の第四紀火山です。山体は両町にまたがっていますが、山頂部は斜里町に属しています。
登山道としては、コタキ川を遡行するルートか知床岳から知床岬に縦走するルートですが、整備された登山道などはありません。
・知床硫黄山(1562m)
知床硫黄山(しれとこいおうざん)とは、北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の活火山です。地元の間では単に硫黄山(いおうざん)と呼ばれていますが、近隣の弟子屈町にも硫黄山(カムイヌプリ)があるため、区別するために知床硫黄山と呼ばれています。
この山の自然環境は過酷なので山ろくなどには集落はありません。
海岸線にはカムイワッカの滝があります。
登山道はありますが、2005年から季節運行バス以外の通行が認められていないので、同登山道を利用する場合には事前に年々のアクセス情報を収集する必要があります。
カムイワッカの滝500mほど先に登山道の入り口があります。登山道の入り口には入山届けの箱が設置されています。日帰りの登山も可能ですが、不慮の自体を考慮して入山届けを提出していくことになっています。
南西方向にそびえる羅臼岳からの縦走も可能です。
知床硫黄山の山腹は、ヒグマが多数出没する地域であること、また現在も活発な噴気活動が見られており、火山ガスが発生していることに留意しなければなりません。
・羅臼岳(1660m)
知床連山の主峰であり、古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともあります。約500年前までは頻繁に噴火を繰り返していた活火山です。
1964年には、下流の羅臼町で100回を超える群発地震や間欠泉の噴出を観測しています。
羅臼町からは羅臼温泉付近から、斜里町からは岩尾別温泉付近から登山道が整備されています。岩尾別温泉付近からの登山道の方が所要時間は短いです。
登山途中で野営をする場合は、所定の場所でキャンプを組み、食料などを備え付けの鉄製フードロッカーにしまうようにします。
この措置は、熊が頻繁に出没する地域であることから、人間の食料に熊が味を占めてしまわないようにするためです。
・遠音別岳(おんねべつだけ 1330m)
北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の第四紀火山でです。
登山道は整備されていないためにそれなりの登山経験読図力、体力が必要とされます。
・海別岳(うなべつだけ 1419m)
知床半島の付け根に位置する第四紀火山です。山体は斜里町、羅臼町、標津町の3町にまたがっています。
登頂は積雪のある時期に行うのが一般的とされていて、斜面がなだらかなためにスキー登山にむいています。
◆知床各所へのアクセス
斜里バス - ウトロ温泉発着
釧網本線・知床斜里駅より約60分
知床五湖まで約1時間25分
石北本線・網走駅より約1時間50分
女満別空港より約2時間10分
網走バス(夏期・2月〜3月運行) - ウトロ温泉発着
釧網本線・知床斜里駅より約45分
網走バスターミナル、石北本線・網走駅より約1時間30分
女満別空港より約2時間
阿寒バス - 羅臼発着
根室本線・釧路駅より約3時間35分
中標津空港からは、根室交通根室行で中標津ターミナルまで約10分、上記バスに乗り換え約1時間30分
阿寒バス・斜里バス(6月15日〜10月15日運行)
ウトロ温泉 - 知床峠 - 羅臼湖入口 - 羅臼温泉 - 羅臼
上記の他、定期観光バスや周遊バスが運行される。
知床岬へはウトロ港から遊覧船でのみ行くことができる。(但、営業は夏季のみで、上陸はできない)
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前回は知床のを楽しむための基礎知識を紹介しましたね♪(未チェックなら見てね♪)
第二回目の今回は知床へ旅行したときに迷子にならないように、知床の地形・地理を紹介します。
◆知床の地形・各所の名称
先端に知床岬が位置します。
半島中央部は知床火山層からなっており、北から順に知床岳 (1254m) 、知床硫黄山 (1562m) 、羅臼岳 (1660m) 、遠音別岳 (1331m) 、海別岳 (1419m) とつらなっています。
半島東側の羅臼町側には羅臼湖、半島西側の斜里町側には知床五湖、カムイワッカの滝、オシンコシンの滝がある。
火山地帯となっていることから、羅臼温泉、瀬石温泉(セセキ温泉)、岩尾別温泉など、自噴する温泉が多くあり、観光地としても有名です。
特に、滝自体が天然の温泉になっているカムイワッカ湯の滝は、野趣溢れる秘湯として、マスコミなどでも取り上げられるほどに有名です。
また、半島の中央部の斜里町ウトロ地区には、知床観光の一大拠点となっているウトロ温泉があります。
◆知床を代表する連山
・知床岳(1254m)
知床岳(しれとこだけ)は、北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の第四紀火山です。山体は両町にまたがっていますが、山頂部は斜里町に属しています。
登山道としては、コタキ川を遡行するルートか知床岳から知床岬に縦走するルートですが、整備された登山道などはありません。
・知床硫黄山(1562m)
知床硫黄山(しれとこいおうざん)とは、北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の活火山です。地元の間では単に硫黄山(いおうざん)と呼ばれていますが、近隣の弟子屈町にも硫黄山(カムイヌプリ)があるため、区別するために知床硫黄山と呼ばれています。
この山の自然環境は過酷なので山ろくなどには集落はありません。
海岸線にはカムイワッカの滝があります。
登山道はありますが、2005年から季節運行バス以外の通行が認められていないので、同登山道を利用する場合には事前に年々のアクセス情報を収集する必要があります。
カムイワッカの滝500mほど先に登山道の入り口があります。登山道の入り口には入山届けの箱が設置されています。日帰りの登山も可能ですが、不慮の自体を考慮して入山届けを提出していくことになっています。
南西方向にそびえる羅臼岳からの縦走も可能です。
知床硫黄山の山腹は、ヒグマが多数出没する地域であること、また現在も活発な噴気活動が見られており、火山ガスが発生していることに留意しなければなりません。
・羅臼岳(1660m)
知床連山の主峰であり、古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともあります。約500年前までは頻繁に噴火を繰り返していた活火山です。
1964年には、下流の羅臼町で100回を超える群発地震や間欠泉の噴出を観測しています。
羅臼町からは羅臼温泉付近から、斜里町からは岩尾別温泉付近から登山道が整備されています。岩尾別温泉付近からの登山道の方が所要時間は短いです。
登山途中で野営をする場合は、所定の場所でキャンプを組み、食料などを備え付けの鉄製フードロッカーにしまうようにします。
この措置は、熊が頻繁に出没する地域であることから、人間の食料に熊が味を占めてしまわないようにするためです。
・遠音別岳(おんねべつだけ 1330m)
北海道羅臼町、斜里町にまたがる知床半島の中の第四紀火山でです。
登山道は整備されていないためにそれなりの登山経験読図力、体力が必要とされます。
・海別岳(うなべつだけ 1419m)
知床半島の付け根に位置する第四紀火山です。山体は斜里町、羅臼町、標津町の3町にまたがっています。
登頂は積雪のある時期に行うのが一般的とされていて、斜面がなだらかなためにスキー登山にむいています。
◆知床各所へのアクセス
斜里バス - ウトロ温泉発着
釧網本線・知床斜里駅より約60分
知床五湖まで約1時間25分
石北本線・網走駅より約1時間50分
女満別空港より約2時間10分
網走バス(夏期・2月〜3月運行) - ウトロ温泉発着
釧網本線・知床斜里駅より約45分
網走バスターミナル、石北本線・網走駅より約1時間30分
女満別空港より約2時間
阿寒バス - 羅臼発着
根室本線・釧路駅より約3時間35分
中標津空港からは、根室交通根室行で中標津ターミナルまで約10分、上記バスに乗り換え約1時間30分
阿寒バス・斜里バス(6月15日〜10月15日運行)
ウトロ温泉 - 知床峠 - 羅臼湖入口 - 羅臼温泉 - 羅臼
上記の他、定期観光バスや周遊バスが運行される。
知床岬へはウトロ港から遊覧船でのみ行くことができる。(但、営業は夏季のみで、上陸はできない)
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